男性教員の育休取得 Vol. 1 ~育休をとった理由~

自己紹介

千葉県の小学校教員をしている、ひかる先生です。

私は、大学卒業後すぐに小学校の教員になり、1年目は特別支援学級(情緒学級)の担任をしました。

その後は、2年生、5年生、6年生、5年生と5年間経験しました。

そして、R3年11月に娘が誕生し、R4年4月〜育児休業中です。

取得から3ヶ月が経った今の気持ちや、取得のきっかけなどをご紹介します。

私が育休を取った理由

  1. こんな制度あるんだとお金の問題
  2. 娘と共に成長したい!
  3. ゆっくり考えたり、学んだりする時間が欲しい

こんな制度あるんだとお金の問題

「ひかる先生!年末の4日間だけ育児休業を取りませんか。」と事務の先生との会話が全ての始まりでした。

私の勤める自治体では、男性教職員の育休の取得率を上げるために、冬休み中の年末に短期間の育休を取ることを推進しており、事務の先生から紹介された内容は、「12月28日〜31日までの4日間を育児休業にすると、4日分の給料がでなくなりますが、普段の給与の67%は出ますよ。」とのことです。

「いやいやそれでも、67%しかでない!本当にお得なの?」と思いましたが、「さらに、12月の共済の掛け金が免除されます!」とのことです。

「毎月5万円くらい払っているやつか。それが免除されるのは大きいな。」

「それだけではありません。ボーナス月なので、その分からも共済の掛け金が引かれません!」とのことでした。

つまり、毎月引かれている共済の掛け金に加えて、ボーナスから引かれる掛け金も合わせて、約15万円もお得になります。

こうして4日間の育休を取ることにしました。

はじめは短期間の育休ということもあり、生活は変わることは有りませんでしたが、金銭的な面で育休の良さを知ることができました。

長期で取ることにもメリットがありそうだと考え、色々と調べました。

調べる中で、現在の制度(2022年10月に改定される)では、1人の子につき1回しか育休が取得できないものが、生まれてから8週間以内に取れば、2回目も取れるということを知り、長期の育休を取ったらどうなるのか、事務の先生のところへ再度、相談に行きました。

「こういう手続きをして、手当はこれくらいもらえますよ。」と教えていただいた内容に「給料は、普通に働くよりは少ないけど、意外といける。」と金銭的な面での課題をクリアすることができました。

こうして、長期での育休を取得することを決めました。

娘と共に成長したい!

1. こんな制度あるんだとお金の問題で制度のことを書きましたが、まだ金銭面をクリアしただけです。

同時に、育休中の生活を想像しました。

そこで見えたのは、「人は生まれてからどうやって成長していくのか、その過程が知りたい」「娘が成長していくことを間近で見たい」「娘が歩き出す瞬間をみたい」「たくさん絵本を読んでやりたい」と考えるうちにワクワクしてきました。

さらに、この経験が、これからの人生で間違いなくプラスになるし、娘と共に成長していくことができるのではないかと考えました。

また、この育休の期間は、自分の価値観を広げる自己投資になるのではないかと想像が膨らんでいき、取得を後押ししました。

ゆっくり考えたり、学んだりする時間が欲しい

2.娘と共に成長したい!と同じように、育休後の生活を想像する中で、妻(フリーランスのWEBデザイナー)と話し合いました。

妻も基本的に在宅で仕事ができるので、2人で育児ができます。

妻の仕事の時間など、1日の流れを考え、時間の計算をしていくと、お互いに、1人になる時間が4時間くらい取れるという計算になりました。

働いている時は、6時から19時まで仕事をして、家に帰っても残った仕事をするという生活を送っていたため、読書をしたり、ゆっくり考えたりする時間もありませんでした。

一方で、育休を取れば、1日4時間、自分のために使える時間があるので、「読書ができる」「ゆっくり考えられる」「サウナに行ける」「自分のための時間が取れる」と今までやれてこなかったことができるワクワク感が生まれました。

「これは取るしかない!」と決心し、管理職に伝えました。

藤澤佑介・中高一貫校教員
私には3人の子どもがおりますが、生まれてきたときに自分が育児休暇をとるという選択肢は頭の中にありませんでした。当時は年次有給休暇をとることさえも引け目を感じざるを得ない空気感があったように思います。そこには、他人に迷惑をかけてはいけないという思い込みがあったように思いますが、そもそも人は誰かに迷惑をかけずに生きることなんてできないと気づいた時に、「お互い様」と気持ちよく言い合えるようになりたいと思うようになりました。家族が健やかであることが、自分の健やかさにダイレクトにつながるし、その精神的な余裕は生徒との向き合い方も健全にすると思います。このことをみんなが意識できたら「お互い様」と言いやすい社会になりそうですね。
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